あなたのボケ力は相当なものですね｡計算されつくしたボケを繰り出して、聞き手の｢ツッコミたい!｣という欲求を上手に刺激します｡¥nボケとツッコミというとお笑いの世界限定のように思う人もいるかもしれませんが、世の中の会話には数えきれないほどのボケがあふれています｡しかし、その大部分は黙殺されて、地縛霊のように置き去りになっているのです｡的確なツッコミを入れさせるのは、ボケの力があってこそ｡あなたなら、頑固親父や裁判官にだって、半笑いでツッコミを入れさせることができるでしょう｡¥nただし、サービス精神がありすぎて、TPOをわきまえずにボケてしまうところがあるので要注意です｡あなたは理知的なボケを発する能力の持ち主ですが、かしこまった場でボケると、単なるバカ扱いされることもあります｡ボケは用法・分量を守って、正しく使ってくださいね｡

あなたのボケ力はなかなかのレベル｡｢わかる人にはわかる｣高度なボケを得意としています｡お笑い番組を見ていても、単純なボケには失笑し、ヒネりにヒネった話に感心するほうではないでしょうか｡¥nただし、あなたのボケはヒネり過ぎて、一般人にはわかりにくいところがあります｡自分としては渾身のボケを繰り出したのに、聞き手にあっさりスルーされたことはないでしょうか｡自分が的外れな話をする｢痛い人｣になったような気がして、悲しくなる瞬間ですよね｡恐るべき｢ボケ殺し｣といえますが、一般人なんて、だいたいそういったレベルです｡¥nあなたのボケは、聞く人を選びます｡ボケるときは、お笑いセンスのある人の前だけにして、一般人とは普通に会話することをおすすめします｡一般人にもわかるまでボケをレベルダウンすると、あなた自身も面白くなくなってしまいますので、大衆に迎合しないように気をつけてくださいね｡

あなたはボケのセンスを持っているのですが、ちょっと弱気なところがあり、突き抜けたボケを発することができません｡面白いことを思いついても、｢ボケているのに、ただのアホと思われたらイヤだな｣なんて考えが頭をよぎり、きちんとボケきれないのです｡その結果、中途半端なボケを繰り出すハメになり、聞き手にビミョーな反応をされてしまうことが多いでしょう｡¥n中途半端なボケなら、いわないほうがまだマシです｡恥をかく覚悟でボケきったほうが、好結果が出ることが多いので、まずは羞恥心を捨てましょう｡¥n自信満々な人は、たとえボケがすべっても、なぜか寒い空気にはならないものです｡たとえあなたが面白くない人でも、威風堂々とボケれば大丈夫です｡きっと｢真面目な人なのに、無理して空気を和ませてくれる好人物｣という評価を得られるでしょう｡

あなたはいわゆる天然ボケですね｡本人はボケるつもりがなくても、いつの間にかボケになってしまう、恐るべきボケ製造機です｡ボケとは本来、頭の良い人が計算づくで繰り出すものですが、天然モノは感性だけでボケを繰り出します｡いや、あなたがバカだといっているわけではないですよ｡それだけ、天然ボケは値打ちがあるといいたいのです｡¥nただし、年中ボケを発しているような人なので、場合によっては｢この人、アホなのかも…?｣なんて思われてしまうこともあるでしょう｡あなたがしゃべると、どうしてもボケっぽい言葉が口からあふれてしまうので、対策としては｢黙っている｣以外にありません｡だいたいの人は黙っていると賢そう見えるものです｡合コンやお見合いでは、少し寡黙な人を自己演出したほうがいいかもしれませんね｡¥nいずれにしても、あなたの｢楽しい人気者｣という地位は揺るがないので、これからも天然でいてくださいね｡