あなたには、今すぐゴーストライターとしてデビューしてもおかしくないほどの素質があります。ゴーストライターといえば、相手の話を聞いて、その内容を本人に代わって本にまとめる…というイメージがありますが、たまに本人より面白いゴーストライターがいます。本人が喋ったことを、10倍くらいに膨らませることができるタイプ。出版界では重宝されるタイプですが、あなたもそんな素質を秘めています。人の気持ちに共感する能力に優れ、また相手に喜ばれることを的確に予測できます。ただ、相手の気持ちがわかるというのはモテ系スキルのひとつですが、ゴーストライターは地味な存在です。あなたも、内面的には面白い人なのですが、外面はちょっと地味なのではないでしょうか。ほかの人にはないスキルを持っているのですから、もうちょっと華やかさをアピールしてもいいかもしれませんね。

あなたはプロのゴーストライターになれる資質を持っています。相手の気持ちがわかるというレベルではなく、相手が自分に乗り移ったかのごとく本人になり切って本を書けるタイプです。相手の気持ちを聞き出す能力に優れ、しっかり取材をしたら、本人よりも本人っぽく、本人のことを語ることができるでしょう。人は意外と自分のことを客観視できないもの。あなたのような資質をもったプロのゴーストライターがいるからこそ、忙しくて寝る間もないような芸能人が、バンバン本を出せるのかもしれませんね。出会ってすぐの相手にも共感できる感性を持っているので、基本的に人付き合いは上手です。ただ、他人に共感しすぎて、自分を見失ってしまう…なんてことがないように注意してくださいね。

あなたのゴーストライター度は可もなく不可もなく、50点くらいといったところです。仮にあなたがタレントのゴーストライターになって本を書いたら、本人に半分くらいは「これは違う！」と修正されてしまうレベル。といっても、半分は正解なのですから、一般人としては、相手の気持ちを推し量る能力に優れているといえるでしょう。プロのゴーストライターは、本人以上に、本人のことを知っていたりします。たとえばタレントが相手なら、過去のインタビュー記事やテレビでの発言をチェックし、本人が忘れていることを掘り返すようなことまでするのです。あなたに必要なのは、こういったリサーチ能力です。他人に共感するスキルは備わっているので、あとはその人を理解するために、どれくらい努力できるかです。「別にゴーストライターになるわけじゃないから、どうでもいいや」と思った人はいませんか？　リサーチ能力は、恋愛や仕事でのコミュニケーションでも重要なんですよ。

残念ながら、あなたにはゴーストライター的な資質がありません。というか、もともと他人に共感することが少ないのではないでしょうか。個性豊かな人で、他人と協調的に何かをするというよりも、自分の道を突き進みたいようなところがあります。仮にあなたがタレントのゴーストライターになったら、タレント本人が自分の本を見て「これ誰のこと？」と首を傾げるような事態になるでしょう。あなたは自分の個性を消して人の本を書くよりも、自分の個性を活かす道を選んだほうが良さそうです。ゴーストライターではなく、ゴーストライターを使うくらいの存在を目指しましょう。あなたなら、本人は何もしていないのに自伝本が出版できるレベルになれるかもしれません。でも、ちょっと我が強い傾向にあるので、単なるワガママな人にならないように注意してくださいね。

あなたには、残念ながらゴーストライターの素質が1ミリもありません。ゴーストライターには、相手の思いを聞き出し、ニーズを理解し、情報をふくらませて書く能力が必要ですが、あなたはいずれの能力も不十分です。相手の思いどころか、自分のこともうまく伝えられないのではないでしょうか。むしろ、あなた自身にゴーストライターが必要なのかもしれません。といっても、あなたのことをバカだと言っているわけではありません。地頭は良いタイプだと思うのですが、決定的に表現力が欠けているだけなのです。表現力を磨けば、きっとあなたの良さはみんなに伝わるはず。ゴーストライターなんかに頼らず、自分のことをしっかり表現できる人になってくださいね。