あなたは、とっても強引な人ですね｡パワープレイが得意というか、どんな土俵でも有利に立ち回ることができる精神力を持っています｡ふつうは、相手に気を遣って妥協してしまうようなシーンでも、あなたは我を通すことができます｡我を通す…なんていうと悪く聞こえるかもしれませんが、中途半端な態度を示すよりかは、意志や目的がハッキリ伝わり、お互いの利益につながることも多いでしょう｡譲り合いの文化は日本人の美徳でもありますが、ときとしてそれがマイナスに作用することもあるのです｡あなたのような資質を持つ人は、日本人には少ないと思いますので、今後はワールドワイドな活躍を期待したいですね｡ビジネスはもちろん、政治においても日本人は駆け引きが下手なので、あなたの才能が必要とされるはずです｡押しの強い外国人と、互角以上に渡り合うあなたの姿を見られる日を、楽しみに待っています｡

あなたは、標準よりも強引な人です｡奥ゆかしい人が増えた昨今、強引な人はなかなか貴重な存在です｡仕事でもプライベートでも、いろいろと頼りにされることが多いのではないでしょうか｡しかし、強引な人が減っているということは、あなたの力強い行動がかなり目立つということでもあります｡ときには｢あの人、偉そうだよね｣とか｢ワガママだなー｣なんて陰口を叩かれることもあるでしょう｡でも批判を恐れていては、あなたの良さが生きてきません｡｢頼りがいがある｣と｢偉そう｣は表裏一体の関係にあり、見る人の立場や状況によって、評価が変わってきます｡そんなことをいちいち気にするなんて、あなたのキャラには合っていません｡周囲の声をシャットアウトして、今後も強引な長所を大事にしてくださいね｡でも、ときどきジャイアンのようになっていないか、我が身を客観的にチェックしましょう｡

あなたは、強引でもなく、かといって弱気でもない、しいていえば｢中引｣といったところでしょうか｡強引とはいえないレベルの｢ほどほどの押し｣を持っている人です｡バランスがとれているともいえますが、相手によって｢強引さ｣を使い分けるところがあります｡自分より力がある人には下手に出て、気の弱い人には比較的強く接する…なんてことがときどきあると思われるので、その点には注意したほうがいいでしょう｡ただし、面接やプロポーズといった重要な局面では、いつもより強引さを3割増しくらいにアップさせると、ちょうどいいと思います｡空気を読むのがうまいので、会社や学校では、リーダーの補佐的な立場として活躍できるでしょう｡リーダーになるには少し強引さが不足しているので、あくまでサブというポジションをおすすめします｡組織の潤滑油として、クレ556のような活躍を期待しています｡

あなたは、強引とは対極にあるタイプ｡いうなれば｢弱引｣でしょうか｡気の弱いところがあり、自分を殺してでも他人の感情を優先する人です｡このタイプは、他人からは｢損な生き方をしているなー｣という風に見られやすいのですが、本人的には｢これでいい｣と思っていることが多いのです｡もともと他人と争うことが嫌いなので、主張を通して波風を立てるなら、我慢したほうがマシ…と気持ちを飲み込むのでしょう｡一見ストレスが溜まりそうですが、本人としては、他人と争うほうが大きなストレスを受けるので、合理的な選択なのです｡周囲は｢もっと強気になったほうがいいよ｣とか｢お人好し!｣なんていうかもしれませんが、性格は人それぞれです｡自分の性格に合っている生きかたをしているのならば、それでいいと思います｡でも一生に2、3回くらいは、誰にでも我を通すべき勝負所がくるので、そこは判断を誤らないようにしましょう｡