あなたはとてもおおらかな心の持ち主ですね｡イヤなことがあっても、｢まあ、いいか｣と胸のなかでつぶやいてスルーしてしまえる人です｡あなたの心の口癖は、ストレス対処という意味でとても有効に機能しています｡周囲からも、穏やかな人だと見られていることでしょう｡ただし、｢まあ、いいか｣で自分を納得させるのも、ときと場合によっては、あきらめが早くなったり問題の解決が遅れたりと、悪い結果につながる場合もあります｡自分が本当にやりたいこと、やらなくちゃいけないことに関しては｢まあ、いいか｣ですませるべきではありません｡あとで必ず後悔することになるでしょう｡他人や自分自身を許してあげるのも大切ですが、目標や夢を叶えるためにはとことん戦うことも必要です｡譲れないことに関しては絶対にあきらめない粘り強さも身に付ける必要があるのではないでしょうか｡

あなたの心の口癖は｢自分には関係ない｣です｡身の回りでトラブルが起こったとき、この口癖を心のなかでつぶやいていることが多いはず｡問題と自分との間に距離があることを確認して、ショックを減らし、平常心をキープしようとしているのでしょう｡他人からはクールとかドライといったふうに見られることが多いと思いますが、実はとても繊細で人情深い性格なのでしょう｡本当にドライな人ならば、いちいち｢自分には関係ない｣なんて、自分に言い聞かせるように心のなかでつぶやく必要はないはずです｡あなたの心の口癖は、ショックな出来事から身を守るために役立つと思いますが、｢自分には無関係｣なはずなのに、どうしても気になってしまう…なんてこともよくあります｡気になることを無理矢理スルーしようとすると逆にストレスになる場合も多いので、そういうときは心の口癖を封印して、問題と向き合ってみるといいかもしれませんね｡

あなたの心の口癖は｢めんどくせー｣です｡家でも学校でも職場でも、ことあるごとに｢めんどくせー｣と胸の内でつぶやいているのでは?根っからのめんどうくさがり屋さんだと思います｡｢めんどくせー｣という言葉は、ネガティブな感情を高めて、何かをはじめようとする意欲を奪ってしまうため、あまりよい口癖とはいえません｡無意識のうちにつぶやいているので、実際のところはそれほどめんどうくさいとは思っていないのかもしれませんが、それでも、心にはネガティブな影響を及ぼしているはずです｡ことあるごとに｢めんどくせー｣なんて心のなかでつぶやき続けていると、めんどうくさがりな性格に拍車がかかるおそれがあります｡｢会社にいくのがめんどうくさい｣とか｢ごはんを食べるのがめんどうくさい｣とかいいだすようになったら、社会生活に支障が出かねません｡早期改善を目指しましょう｡

あなたは現状を悲観的にとらえる癖がついているようですね｡心の口癖は｢最悪…｣です｡ものすごくイヤな出来事が起こったときだけでなく、ほんのささいなトラブルに対しても、心のなかで｢最悪…｣とつぶやいていませんか?本当はそこまで最悪だとは思っていないとしても、ネガティブな言葉を心に思い浮かべれば、それだけで多少なりとも気持ちは落ち込んでしまいます｡できれば、心の口癖をもっと前向きなものに変えた方がいいでしょう｡たとえば｢ふざけんな!｣というような、前に進む力を感じさせる言葉がおすすめです｡｢最悪…｣と心のなかでつぶやいてしまったら、続けて｢ふざけんな!｣と強く思ってみてはどうでしょうか｡怒りとともに、現状を打開するためのパワーが出てくると思いますよ｡人は試練を乗り越えて成長していくものです｡最悪の状況でこそ、闘志を燃やしましょう｡

あなたはイライラしやすい性格のようですね｡心の口癖は｢もう!｣です｡神経が繊細で、短気なところがあり、ささいなことにもいちいち怒りを感じてしまう人だと思います｡心のなかで｢もう!｣とつぶやくことで、さらに怒りが増幅する…なんてことも多いのではないでしょうか｡ただ、怒りっぽいということは、言い方を変えれば、それだけ情熱という名のエネルギーを持っているということです｡イライラするからといって他人に八つ当たりすると、どんどん人間関係を悪化させてしまいますが、そのエネルギーを勉強とか仕事とかに向けることができれば、すごい成果を残せるでしょう｡根が怒りっぽい人なので、｢なるべく怒らないようにしよう｣と心がけても、ストレスがたまってしまうだけだと思います｡それよりも、湧きあがる怒りを前向きなエネルギーとして活用する術を身につけましょう｡

あなたは自分に全然自信がないようですね｡心の口癖は｢どうせ自分なんて…｣です｡何かうまくいかないことがあると、ついついこの言葉を心のなかでつぶやいて、ため息をついているのでは?｢どうせ自分なんて…｣が心の口癖になっている人は、自分を責めすぎる傾向があります｡謙虚なのはいいことかもしれませんが、あまりに自分を卑下しすぎると、気持ちが萎えてしまい、前に進む勇気が失われてしまいます｡自分なりにベストを尽くしたなら、たとえ失敗しても自分を責める必要はありません｡これからは、失敗しても開き直って｢ツキがなかった｣とか｢上司が悪い｣なんて、責任を自分以外のものになすりつけるようにしてはどうでしょうか｡自分で自分のハートを傷つけるよりは、身勝手なポジティブ思考で明るく前に進んでいくほうがいいかもしれませんよ｡

あなたの心の口癖は｢どうしてこうなった｣です｡過去をいつまでも引きずるタイプで、イヤな思い出をなかなか忘れることができません｡夜寝る前なんかに、｢なんであんなことをしちゃったんだろう…｣とかつての黒歴史を思い出して悶々とすることが多いのでは?イヤな記憶を忘れられない気持ちはよくわかりますが、どんなに悔やんでも過去は変えられません｡大切なのは、過去の教訓をいかして、明るい未来を切り開いていくことです｡過去の悔しい思い出にひたってしまいそうになったら、頭を切り替えて、自分の未来について考えましょう｡悲観的な発想は捨ててしまって、妄想まじりのできるだけ大きな夢を描いてください｡｢大金持ちになって、アイドルと付き合って…｣なんて想像をふくらませれば、落ち込みそうな気分を立て直すことができるはず｡未来の可能性は無限大｡それを信じることが、前向きに生きるコツだと思いますよ｡

あなたの心の口癖は｢あほかこいつ｣です｡初対面の相手に対して、心のなかでこんな毒舌をつぶやいてしまうことが多いのではないでしょうか｡ちょっと腹黒な面があって、自分に自信があるのでしょう｡それほど悪意があるわけではないのだと思いますが、他人を軽く見るクセがついているようです｡｢あほかこいつ｣と言葉にするとけっこうキツい印象を受けますが、ツッコミ的なニュアンスも感じられますし、性格が悪いということはないので心配しないでください｡ただ、心のなかで毒づくだけでとどまらず、他人を見下すようなそぶりが出てしまうと、人間関係に支障をきたすので注意すべきでしょう｡特におっとりキャラに対しては、上から目線にならないように気をつけてくださいね｡付き合いの浅い相手に対しては、過小評価するよりも、過大評価するクセをつけた方が友だちの輪は広がりやすいと思いますよ｡

あなたはボーッとしている時間が多いようですね｡心の口癖と呼べるようなものはありません｡頭に思い浮かんだイメージをぼんやりした形のままただよわせ、ボケーッとしていることが多いのでは?しいていえば、｢………｣があなたの心の口癖ということになるでしょう｡｢おっとりしている｣とか｢天然ボケ｣といわれやすい人だと思います｡ボケーッと時を過ごすのは、人生の無駄遣いに思えるかもしれませんが、心を安定した状態に保つために意外と大事な行為です｡何も考えないことで、頭のなかが整理されるということもあるでしょう｡また、普通の人ならイライラしちゃうような状況でも、頭を空っぽにするのが得意なあなたなら、ノーストレスで過ごせることが多いと思います｡人にはそれぞれのペースがあります｡世間のペースに無理にあわせようとすると心身に負担がかかってしまうので、自分のペースを守って今後ものんびり生きていってくださいね｡

うーん、あなたは中二病の疑いがあります｡心の口癖は｢フッ…｣です｡こんなにナルシスな心の口癖を持っているのは、あなた以外では｢ちびまる子ちゃん｣の花輪君くらいしかいないのではないでしょうか｡あなたはきっと、自分の能力を過信しているところがあるだと思います｡自分に自信があるだけに、他人を軽んじたり、周りにかっこいいところを見せたくなったりするのでしょう｡ただ、花輪君を見てもわかるように、ナルシスティックな気持ちが前面に出過ぎると、お笑いキャラになってしまいます｡他人によく思われたいなら、逆に他人の目を気にしないことが大切です｡ジャニーズのアイドルたちがお笑いキャラを演じるように、かっこつけないことがかっこよく思われる秘訣｡気取った自分は捨てて、ありのままをさらけ出してみてはどうでしょうか｡