あなたに似合う仮面は「おかめ」です。おかめは「おたふく」とか「おふく」ともいいますよね。おかめといえば、ブスの代名詞のようなイメージがありますが、本来は福々しい美人を表現したものという説もあります。あなたもおかめと同様に、いろいろと誤解を受けやすいところがあります。本当は繊細な性格をしているのに、大雑把だと思われたり、物事を深く考えるタイプなのに、なにも考えていないと思われたり、世間からの評価にギャップを感じたことはないでしょうか。基本的には大らかな人なので、多少のことで怒ったりはしませんが、ギャップによる小さないらだちをためてしまうと、なにかの拍子でストレスが爆発してしまうかもしれません。心を許せる人の前では、素の自分に戻ってくださいね。

あなたは常に「ひょっとこ」の面をつけているような人ですね。ひょっとこは、口をすぼめたユーモラスな表情が特徴的ですよね。ひょっとこみたいな人だといっても、あなたが変な顔をしているという意味ではありません。いつも周りに気を遣い、場を盛り上げようとがんばる姿が、ひょっとこに似ているのです。いまのままでも、周りの人々から愛されるキャラだと思いますが、ひょっとこ踊りやどじょう掬いといった必殺技を身につければ、さらに人気者になれるでしょう。ただ、ひょっとこ的な性格は、あくまで仮の姿です。あなたにだって、静かなところで独りになりたいときもあるでしょう。ときにはひょっとこの面を外し、しかめっ面をしてもいいと思いますよ。

あなたには「スケキヨ」っぽいところがあります。「スケキヨってなに？」と思った人は、Google先生でいますぐ画像検索をしてみてください。……すみません、不気味な姿に絶叫した人もいると思います。スケキヨは、何度も映画化された金田一耕助シリーズの「犬神家の一族」に登場するキャラクターです。原作では戦争で顔にケガを負い、マスクをしているという設定でしたが、ミステリアスな雰囲気を醸し出していましたよね。あなたもスケキヨのように、自分の内面をなかなか人に見せず、ちょっと不思議なムードを漂わせている人です。スケキヨは、湖に頭から突っ込んで、足だけを湖上に突き出すポーズを決めるなど、お茶目なドッキリでみんなをびっくりさせましたが、あなたもときどき奇行に走ることがあります。芸能人でたとえると板尾創路的な魅力を持っていますが、あまり奇行がすぎると、単なる変人扱いされるので注意してくださいね。

あなたは、ときどき般若の面を身につけてしまうようですね。数ある仮面の前でも、般若の面の恐ろしさは指折りです。鬼のようなビジュアルで、女性の嫉妬や恨みを表現しているといわれています。あなたも本来はさっぱりした性格なのですが、好きな人ができると、必要以上に束縛してしまったり、焼きもちをやいたりします。そんな心理が顔に出やすいので、好きな人の前で恐い顔になっていないか、ちょっと注意したほうがいいでしょう。やきもちも、「ぷんすかぷん！」と頬を膨らませるくらいならかわいいのですが、鬼のような形相になると、相手がビビって逃げてしまいます。また嫉妬や恨みが表情に出てしまうと、その思いが心に根付いてしまうこともあります。マイナスの感情が出たときほど、えびす顔になるように心がければ、あなたのなかの般若も、そうそう表に出てこないと思いますよ。