あなたは猿山のサル顔負けのマウンティグ女子です。プライドがめちゃくちゃ高く、自分の優れたところ、自慢したいことを人に知ってもらいたくて仕方ありません。いっぽうで、人が自分より優位なところは認めたがらず、心のなかで「自分のほうが上だ」なんて考えてしまうタイプです。こういうとイヤなヤツのように思えるかもしれませんが、あなたの自己顕示欲の強さは、世知辛い現代社会を生き抜くために役立つでしょう。たとえば転職する際の面接などでも、かつては謙遜したり、協調性をアピールするのが有効とされていましたが、グローバル企業では「私はすごい！　こんなに役に立ちます！」と派手にアピールするほうが、良い評価をもらいやすくなっています。せまい日本では煙たがられることもあるでしょうが、グローバルな舞台に立つと、あなたの前向きさはプラスに作用するでしょう。でも、状況に応じて振る舞いを変える程度の柔軟さはあったほうがいいかもしれませんね。

あなたは、それほど自己顕示欲が強いタイプではありませんが、プライドが高く、自分を認めてほしいという気持ちをおさえるのが苦手です。決して悪い人ではないのですが、知らず知らずに自分のことを自慢するような発言が出てしまうため、相手によっては「嫌味だな」と思う人もいるかもしれません。あなたが魅力のない人なら、嫌味に聞こえることもないのですが、人を惹き付けるものを持っているため、卑屈な相手からは特にマイナスの印象を持たれやすいのです。あなたは、ことさらアピールしなくても魅力的な人なので、どちらかというと謙遜な態度を心がけたほうが、より魅力がアップするでしょう。ついつい口に出してしまう気持ちもわかりますが、「本当はすごいのに、それを表に出さない人」は誰からも一目置かれます。自分のことばかりアピールするよりも、人を褒めることを心がけたほうが、人間関係は円滑になると思いますよ。

あなたは、マウンティング女子というほど自己顕示欲やプライドは高くありませんが、ときどきマウンティングをしてしまうこともあると思われます。自分が尊敬している人や、目上の人が相手のときは、マウンティングをすることはありませんが、「自分より下」と見ている人が相手のときは、ついつい優位性をアピールしてしまうのです。誰かに自慢話をしているときは、その相手を下に見ている、と言い換えることもできます。そんなつもりはなくても、気持ちが態度にあらわれてしまうのです。ビジネスならまだしも、プライベートの人間関係において、マウンティングして良いことなどひとつもありません。あなたは悪気があってマウンティングっぽくなっているわけではないので、それほど気にする必要はありませんが、お酒がはいって口が滑らかになっているときなどは、変な失言をしていないか、ちょっと注意しておくといいでしょう。

あなたにはマウンティング女子的な要素はほとんどありません。友達の幸せを心から喜ぶことができ、また自分の幸せも周囲にお裾分けできるような人です。どちらかというと、マウンティングするような人を嫌うタイプといえるでしょう。でも、マウンティングっぽい発言が多い人も、わざとではない場合が結構あるので、あまり嫌わないであげてくださいね。マウンティングをする人は自己顕示欲が強く、プライドが高い傾向にありますが、その反面、自分が本当に幸せなのか、自信がない場合も少なくないのです。その自信のなさが、マウンティングという行動に出てしまっているのならば、それはそれで同情すべきことなのかもしれません。マウンティングをすることで、幸せを再確認しているんですね。マウンティングをしなくても済むということは、心から幸せを実感しているということでもあるのです。

あなたはマウンティング女子というより、どちらかというとマウンティングされてしまうタイプです。ちょっと気の弱いところがあるというか、やさしい性格なので、マウンティング女子のターゲットになりやすいのです。もちろん、あなたにだって、マウンティング女子の不用意な発言や、嫌味な一言にカチンときたことがあると思います。しかし、そこでムキになって反論しては、マウンティング女子の思うツボです。マウンティング女子と、がっぷり組み合ってはいけません。最も有効な対策は、スルーすることです。なれないうちは完全スルーが無難ですが、スルースキルが磨かれてくると、闘牛士のように、相手をもてあそびながらスルーするという高等テクも使えるようになるでしょう。こうなれば、むしろあなたが相手をマウンティングしているのと同じこと。やさしいあなたですから、相手をいたぶるようなことはしないと思いますが、調子に乗りすぎているヤツは、ちょっとこらしめてやってもいいのかもしれませんね。