あなたをドラゴンにたとえると、前足が翼になっている姿が印象的なワイバーンです。ワイバーンは、RPGやファンタジー映画にもよく登場するので、ご存知の方も多いかもしれませんね。見た目はカッコいいのですが、ゲームや映画ではラスボス的な立場で描かれることは少なく、せいぜい中ボスクラス。作品によってはザコ敵として扱われる場合もあります。
ワイバーンタイプのあなたも、なかなかすごそうな雰囲気をまとっているのですが、実際は小市民的なところがあります。なんだか見掛け倒しのような感じもしますが、ザコ敵のなかにはスライムみたいに見た目からザコ確定みたいなキャラもいます。あなたの場合、見た目が盛れているぶん、ザコのなかでも優遇されているといえるでしょう。

あなたをドラゴンにたとえると、業火を吹く姿が印象的なサラマンダーです。厳密にいえば、サラマンダーは「火を吹くトカゲ」とも呼ばれている通り、ドラゴンではないかもしれませんが、まぁドラゴン自体架空の生き物なので、細かい分類はひとまず置いておきましょう。
サラマンダータイプのあなたは、そのイメージの通り燃えるような性格をしています。なにごとも熱意を持って取り組み、燃え尽きるまでやり遂げられるタイプでしょう。その反面、地べたを這うサラマンダーのように、決して器用ではないため、結果がでるまでに時間がかかったり、思うような成果が出なかったりすることもあります。ときにはすべてを燃やしたくなることもあるかもしれませんが、それでも心の火を消せずにがんばれるのが、あなたの最大の長所といえるのかもしれません。

あなたをドラゴンにたとえると、海の王者ともいえるリヴァイアサンです。政治哲学者ホッブズの著作『リヴァイアサン』のタイトルになったことでも有名なドラゴンですね。リヴァイアサンは細長い竜のような姿で描かれることもあれば、クジラやワニのようなイメージで描かれることもあります。見た目はかなり凶暴そうですが、じつは「平和の象徴」としてあがめられています。
リヴァイアサンタイプのあなたも、見た目と内面のギャップが激しいのではないでしょうか。仲良くなるまでは誤解されがちなタイプですが、本当は心優しく、懐が大きな人です。ちょっとコミュニケーションが不器用なところはありますが、いったん分かり合えた相手とは、末長く仲良くすることができるでしょう。

あなたはドラゴンのなかでも、「竜の王」と称されるバハムートです。もともとは世界を支える大魚としてイメージされることが多かったそうですが、今日のRPGをはじめとしたファンタジー作品では、強そうなドラゴンの姿で描かれていますよね。
バハムートは、同じくRPGに登場するワイバーンやサラマンダーよりも格上の存在として扱われることが多いようです。ワイバーンやサラマンダーは、下手をすればザコ敵くらいの扱いを受けることもありますが、サラマンダーは少なくとも中ボス以上の難敵で、さすが王と称されるだけのことはあります。バハムートタイプのあなたも、有象無象の人たちとは一線を画す存在感を持ち、なんだか大仕事をやってのけそうな雰囲気をまとっています。「竜の王」ならぬ「人の王」を狙える逸材だといえるでしょう。

あなたをドラゴンにたとえると、たくさんの頭を持つ姿が印象的なヒュドラタイプ。多頭の海蛇のような姿で描かれることが多く、日本神話に登場する八岐大蛇（ヤマタノオロチ）に似ています。
ヒュドラの恐ろしい点は、たくさんある頭を切り落としても、また新しい頭が生えてくるというしぶとさです。ヒュドラタイプのあなたも、ちょっとやそっとのことでは倒れないしぶとさを持っています。また、ヒュドラは猛毒を持つともいわれており、あなたもけっこう毒のある人物だといえるでしょう。ほかのドラゴンと比べ、ちょっとダーティーで、華やかさはないかもしれませんが、世知辛い現代社会を生き抜くのに適したタイプだといえるでしょう。