あなたの「心の花粉症度」は100です！　花粉症にたとえると、花粉の気配を感じると、即座に鼻水やくしゃみ、涙など、さまざまなアレルギー反応があらわれて、地獄の苦しみを味わうレベル。ちょっとのストレスでも、不安やイライラが募り、眠れなくなったりするタイプです。このタイプは打たれ弱く、普通の人なら余裕でスルーできるようなことでも、正面から受け止めてしまい、ひとりで勝手に傷つくようなところがあります。花粉症の対策としては、ゴーグルやマスクを着用することが挙げられますが、ストレスに対しても同じような対策が有効です。つまり、心のゴーグルやマスクで、ストレスを防ぐということ。具体的には、ストレスを正面から受け止めず、受け流したりシャットアウトしたり、あるいはストレスを受けそうなところになるべく行かなかったりすることも効果的でしょう。あなたは嫌なことにも真面目に取り組む実直さを持っていますが、どうしても無理なら逃げてしまってもいいと思いますよ。

あなたの「心の花粉症度」は75とやや高めです。花粉症にたとえると、まだ寒い時期から鼻水やくしゃみがとまらない、というほど重症ではありませんが、シーズン中は結構つらい思いをするレベル。リラックスしているときはいいのですが、仕事や勉強で忙しくなったり、人間関係がうまくいかなかったりと、ストレスが強くなると、心身に症状が出てしまうようなタイプです。このタイプは、リラックスしているときと、ストレスがたまっているときの落差が大きいせいで、より強く症状が出るような面もあります。花粉症でも免疫を使った治療法がありますが、ストレスにもある程度免疫をつけておけば、症状が軽減されると思います。たとえば日頃から軽いストレスを受けておけば、だんだん気持ちが強くなっていき、同じようなストレスではあまり動じなくなるでしょう。具体的には、苦手で避けていた相手とも、1日3分くらいは世間話をしてみる…なんてことをしていると、だんだん慣れてきてストレスを感じなくなるかもしれません。ただ、それをすることで、あまりにも大きなストレスを受けるときは、ちょっと考えましょう。あくまで「軽いストレス」であることが肝心です。

あなたの「心の花粉症度」は50と、高くもなく、低くもないレベルです。花粉症にたとえると、花粉がたくさん舞っている時期はくしゃみや鼻水が出ますが、少々の花粉では反応しない、といった感じでしょうか。あなたは日頃からいろいろなストレスにさらされているかと思いますが、少々のことでは動じずに、スルーできてしまうタイプです。ただ、ストレスがあまりに溜まってくると心が反応して、イライラしたり、寝付きが悪くなったりします。そんなときに、暴飲暴食をしたり、夜更かしをしたりしてストレスを解消する人もいますが、これは花粉症でいえば、杉林のなかに飛び込んでいくようなもの。さらなるストレスを体に取り込むことになり、余計に症状が悪化する可能性もあるでしょう。花粉症の場合、花粉が多いときは引き蘢っているのが一番の対策です。それと同様に、ストレスが溜まってつらくなったときも、リラックスできる環境に身を置くのが一番の治療となるでしょう。無理をしないようにしてくださいね。

あなたの「心の花粉症度」は10と、かなり低めです。花粉症にたとえると、花粉がバンバン舞っているシーズン中も、ほとんど反応が出ないタイプ。ときどき大きなくしゃみが出る程度で済むレベルです。このタイプはけっこう鈍感なところがあり、普通の人ならストレスを受けるようなことでも、ぜんぜん動じないことが少なくありません。たとえば誰かに嫌味をいわれても、それを好意的に受け取って、嫌な部分だけを流してしまえるのです。ちょっと天然が入っているともいえますが、このタイプは敵をつくらないので、友達がたくさんできる傾向にあります。ただ、鈍感すぎて、恋愛にはあまり向かないタイプといえるでしょう。好きな人ができたときは、意識して心の感度をあげてみることをおすすめします。

あなたの「心の花粉症度」はゼロ！　花粉症にたとえると、まったくアレルギー反応が出ないタイプです。花粉が砂嵐のように舞っているシーズン中に、杉林のなかで昼寝しても、ぐーぐー眠れてしまうようなレベルです。ストレスにめちゃくちゃ強いというか、ストレスの原因をなかったことにできる図太さを持っています。あなたなら、ブラック企業で酷使されたり、恋人を友人に寝取られたりしても、2、3日心身を休めれば、すぐに立ち直ることができるでしょう。ただ、花粉症の場合、それまで症状が出ていなかったのに、ある日とつぜん鼻水やくしゃみが出るようになった…という人も少なくありません。あなたのストレス耐性も、今後の環境や状況によって変わってくると思われますので、いちおう注意しておいたほうがいいでしょう。「自分はストレスに強い！」なんて過信して、無理をしないようにしてくださいね。