あなたは熱い思いを秘めた人ですね｡なにごとにも一生懸命に取り組み、結果を出せるタイプです｡社長になったら、典型的な｢熱血社長｣になると思います｡熱血社長は創業当初の人数が少ないときに、ものすごいリーダーシップを発揮します｡自らが先頭にたって、社員をぐいぐい引っ張っていくことでしょう｡しかし、なんでも自分でやらなくては気が済まないため、仕事を部下に任せることができません｡会社が大きくなっても細事に口を出し、その結果、自分がめちゃくちゃ忙しくなり、部下も育たない…という悪循環に陥る危険性があります｡自身は仕事がデキるだけに、｢そんなこともできないのか!｣と周囲にあたり散らす鬼社長になる可能性も否定できません｡肝心なのは、周囲に任せるべきことは、多少失敗してもあたたかく見守る姿勢を持つことです｡社長に限らず、人を育てるときの基本ですよね｡熱血のなかにも、優しさを身に付けましょう｡

あなたはコミュニケーションを大切にする人ですね｡人とふれあうのが好きで、スキンシップや会話を重視します｡人間味のある人柄で、多くの人から人気を集めることができます｡ただ、上下関係があるところで、スキンシップを発揮し過ぎると｢セクハラ!｣なんて言われてしまいますので、注意が必要です｡あなたが女性だとしても、最近は｢逆セクハラ｣という言葉もあるので、油断できません｡下手をすると、｢セクハラ社長｣の烙印を押されてしまうかもしれませんよ｡対等な関係ならば、スキンシップが嫌味にならないのですが、少しでも上下関係があると、相手はなんとなく圧力を感じてしまいます｡相手の反応によっては、努めてドライに振る舞ったほうがいい場合もあるでしょう｡また、社長にならなくても、公私のけじめが少しつきにくいタイプなので、社内恋愛などは、なるべく避けたほうがいいかもしれませんね｡

あなたは非常にのんびりした人ですね｡非常事態に陥っても、めったなことでは慌てません｡ほのぼのとした会社の｢ほんわか社長｣といったポジションが似合いそうなタイプです｡ほんわか社長は、周囲に対してキツくあたることがないので、社員はのびのび働けます｡また、社長がほんわかしているので、｢自分たちがしっかりしなきゃ!｣と、社員のやる気を刺激する効果もあるでしょう｡しかし、それは会社が順調だったり、社員が有能だったりした場合に限ります｡社員もほんわかしていたら、全員がほんわか状態になり、ほんわかしたまま倒産…なんて事態もあり得るので、うまく空気を引き締めることが大切です｡あなたの場合、性格的にビシバシ振る舞うことができないので、鬼軍曹的な右腕を見つけるのがよいでしょう｡実際、鬼と仏のコンビで会社が回っている…なんて例は、けっこう多いですよね｡

あなたはクールな人ですね｡なにごとにも合理的な判断ができ、多少のトラブルでは動じない冷静さも持ち合わせています｡慢性的な不景気のなかでも、会社の業績を伸ばすことができるでしょう｡ただ、ちょっと人情が足りないというか、合理化に傾き過ぎている一面は否めません｡仕事はデキるんだけど、あの人冷たいよね…といった感じで、｢冷血社長｣あつかいされることもあるでしょう｡とはいっても、なにかと厳しいご時勢ですから、社員が泣いてすがってもリストラを断行するなど、冷血的な生き残り策が求められています｡あなたは時代にマッチした社長といえるのかもしれませんね｡しかし、会社の成長だけではなく、周囲の幸せにも目を向ければ、合理的な判断だけが正しいわけではないと気づきます｡優れた能力を持ったあなたなら、うまくバランスをとることもできると思います｡クールな姿勢と、あたたかみを同時に持つことができれば最強です｡