あなたの「残念な夫」度はマックス。デリカシーが致命的に欠けており、持って生まれたKY気質によって、さぞかし奥さんをイラっとさせていることでしょう。そんなあなたと一緒にいてくれる奥さんは、菩薩のような人格者だと思います。もっと大事にしないと罰が当たりますよ。まぁ外野から残念な夫だの、奥さんがかわいそうだのと言っても、当人たちがそれでいいなら問題はないのかもしれませんが…。ただ、女性は恐い生き物です。顔ではニコニコしていても、心のなかでは「この残念夫、いつ切り捨てようか」という算段をしている可能性もゼロではないのです。あなたは基本的にKYなので、女心などわかるはずもありません。ただ、日頃から残念な夫は、たまに良いことをするだけで、評価が急上昇することもあります。せめてときどきは、奥さんのご機嫌をとってくださいね。

自分とは自覚がないかもしれませんが、あなたは正真正銘の残念な夫です。いい夫でありたいとは思っているのですが、やることなすこと、奥さんの意向からズレてしまうようなところがあります。よかれと思ってやったことなのに、なぜか奥さんにブチ切れられたことはないでしょうか。かといって、なにもやらないというのも、それはそれで残念な夫です。あなたに必要なことは、女性目線をもう少し勉強することです。家庭を持つ友だちに、日頃どういうふうに奥さんと接しているか、じっくり聞いてみましょう。類は友を呼ぶ、とも言いますので、あなたの身近な友だちだけではなく、なるべく夫婦円満っぽい人にも話を聞いてみましょう。雑誌やテレビなどの「イクメン特集」を見ると、「こんなの幻想だ！」と一刀両断にする人もいますが、世のお父さんは意外とがんばっているものです。亭主関白が通用する時代はもう終わったんですよ。

あなたは、残念か残念じゃないかでいうと、ほんの少し残念なタイプです。奥さんからしてみたら、60点くらいの微妙な点数になると思います。残念すぎて産後離婚！…みたいなことにはならないと思いますが、なんとなくわだかまりができてしまう感じです。わだかまりが溜まっていくと、いつか爆発する日もあるかもしれません。人によって残念と評価されるポイントは異なるので、具体的なアドバイスは難しいのですが、あなたの場合、奥さんがイラっとした瞬間を見逃さないことが肝心です。どんな言動がイラっとするのかを覚えておき、それを繰り返さないだけでも、残念度はずいぶん軽減されると思いますよ。ただ、同じ失敗を繰り返すタイプでもあるので、お酒を飲んで酔っぱらったときなどは、失言しないように気をつけましょう。

ご安心ください。あなたは残念な夫ではありません。産後離婚や仮面夫婦といった危機とは、あまり縁のないタイプでしょう。ただ、献身的に家庭に協力するイクメンのようなタイプでもありません。まぁ普通の夫、というところだと思います。良い夫といわれるには、もう少し努力が必要でしょう。いまの世の中、男性も家事をしろだの、育児に参加しろだのと、昔と比べて要求が高まっています。働く女性が増えるなか、共働きなら男性も女性も同等に仕事と家庭を受け持つべきですが、奥さんが専業主婦なら、そこまで無理をする必要もないかもしれません。仕事で疲弊して、家でも疲れた体にムチを打ってフラフラ…という男性が増えているようですので、良い夫を目指すのはいいことですが、状況に応じて、無理をしない程度に頑張ってくださいね。

あなたには、残念な夫的な要素がまったく見当たりません。奥さんにとっては、絵に描いたような良い夫です。もともとフェミニスト的な気質があるのか、奥さんや家族を深く愛しているのか、とにかく献身的な姿勢を持っています。無理なくそれができているようなら、末永く家庭円満をキープできることでしょう。ただ、もし無理をして良い夫を演じているのなら、どこかで問題が生じる可能性もあります。世の中、完璧な人間など存在しません。夫婦とは、お互いの足りないところを補うものなので、ときには弱音を吐いたり、ダメな自分を見せたりすることも必要だと思いますよ。もしあなたが無理をしているのなら、ときどきは正直な気持ちを奥さんに打ち明けてもいいのではないでしょうか。