あなたは貧乏クジを引きやすいというより、貧乏クジしか引けないタイプです。なんというか、お気の毒としかいいようがないのですが、これも運命と思って、諦めてください。ただ、貧乏クジを引くということは、それだけ成長の機会が多いということ。貧乏クジを引くと、大抵ハードで、面倒くさい目に遭います。それをひとつひとつクリアしていくことで、あなたの人生の経験値はメキメキあがり、確実にレベルアップしていくでしょう。ドラクエでもザコをコツコツ倒しておくと、ボス戦が楽になるように、長い目で見ればトクをする場合も多いのです。ただし、いつまでもスライムばかり倒していても、あまりレベルはあがりません。同じ貧乏クジを引くのなら、よりハードなものにチャレンジするといいでしょう。大変だとは思いますが、頑張ってくださいね。

あなたは自分の意志に反して、やたらと貧乏クジを引くタイプです。なるべく損な役回りを避けようと考えているのですが、なぜかドツボにハマってしまうのです。学校で、わからない問題のときに限って、先生に指されることが多かったのではないでしょうか。学校の先生の中にも、ドSタイプの人は存在します。きっと、自信なさそうな生徒を選んで指したのでしょう。つまり、あなたの「損な役回りを避けよう」という意識が、災いを招いたのです。そこで、これを逆手に取って、「損な役回りはウエルカム！」という姿勢を見せてはどうでしょうか？「お、アイツ答えをわかっていそうだな！」と先生に指されてしまう可能性もありますが、どうせ指されるのなら、前向きな気分で散りたいものですよね。貧乏クジを引きやすいからといって、心まで貧乏にならないでくださいね！

あなたはときどき貧乏クジを引きますが、どちらかといえば貧乏クジより、トクな役回りになることのほうが多いでしょう。貧乏クジは避けようとすればするほど、集まってくる傾向があります。あなたは取り立てて貧乏クジを避けようとしないので、それが功を奏しているのでしょう。しかし「貧すれば鈍する」というように、貧乏クジと心身の状態は、密接な関係があります。心身の状態が前向きでないときは、貧乏クジが集まりやすいので、注意しなければなりません。貧乏クジを引いて気分が落ち込むと、さらなる貧乏クジがやってきて、負のスパイラルにハマりがちです。多少ヒドい目に遭っても、ヘコまずに前向きな気分でいることが、貧乏クジを遠ざけるコツといえるでしょう。

あなたは滅多に貧乏クジを引かず、どちらかというと「当たりクジ」ばかり引いて、周囲に羨ましがられるタイプ。こればかりは、持って生まれた運と言わざるを得ないでしょう。とっても羨ましい人ですが、あなたが貧乏クジを引かないということは、それだけ他人に貧乏クジが回っているということでもあります。ときどきは、自ら貧乏クジを引くように働きかけてはどうでしょうか。そうすれば、「あの人は損な役回りも引き受けてエライなぁ」と評判がアップすること間違いナシ。少なくとも、「あの野郎、いつも楽ばかりしやがって！」と妬まれることはありません。また、貧乏クジはマイナス面だけではなく、根性や忍耐力を鍛えたり、経験を積んだりするのに役立ちます。わざと貧乏クジを引くことは、立派な処世術なので、心身に余裕があるときにでも、一度試してみてくださいね。