あなたは｢うらめしい｣という気持ちを、プラスの力に変えられるタイプです｡理不尽なことで上司や先生に叱られても、ただ気持ちがヘコむだけではなく、｢あの野郎、いつか見返してやる!｣なんて力が湧いてくる人です｡人をうらむ気持ちが強いので、なんとなく後ろ向きな性格のように感じてしまいますが、むしろメチャクチャ前向きな人だといえるでしょう｡うらみを持つことは、世間で言われているほど、悪いことではありません｡もちろん、いつまでもうらみ続けるのはよくありませんが、相手を見返すことができたり、誤解が解けたりしたときは、気持ちがスッキリして、大抵のうらみはどこかに消えてしまうものです｡いつまでもうらむ気持ちをくすぶらせているよりは、前向きなパワーに変えて解消するほうが、よっぽど健康的だといえますよね｡これから、うらみパワーをポジティブに発揮してくださいね｡

あなたは執念深いところがあるようですね｡執念深いというと聞こえが悪いですが、なにごとにも粘り強く取り組むことは、人生においてプラスに作用します｡しかし、他人に対するネガティブな感情を長く持ちつづけるだけだと、あまりプラスにはなりません｡自分に対して、ヒドいことをした人をうらみつづけていると、いつしか｢うらみ｣が｢呪い｣のようになってしまうことがあります｡すでにうらむ理由がなくなっているのに、相手への感情が残ってしまうのです｡｢人を呪わば穴二つ｣という言葉があります｡大辞泉によると、｢他人を呪って殺そうとすれば、自分もその報いで殺されることになるので、墓穴が二つ必要になる｡人を陥れようとすれば自分にも悪いことが起こるというたとえ｣と説明されています｡うらみが呪いになると、やがて自分にも跳ね返ってくるのでしょう｡ある程度うらみを解消できたら、相手を許すことも大切なのかもしれませんね｡

あなたは、なかなかの｢うらめしや力｣をもっているようですね｡他人にされた仕打ちに対して、適切な量の｢うらみパワー｣が発動され、相手を見返したり、仕返しをしたりと、いちおうの結果を出すことができます｡あなたのいいところは、うらみをはらすと、きれいサッパリ相手を許すことができる点です｡いったんは｢こいつ、キライ!｣と思った相手でも、わだかまりがとけると、また元のように付き合えるタイプ｡うらみを引きずることがないので、人づきあいは上手なほうに入るでしょう｡ただ、うらみパワーがマックスになると、相手に絶大なダメージを与えるまで、許さないことも考えられます｡あなたのうらみパワーがマックスになるほどの仕打ちなんて、人生で遭遇する確率は低いと思いますが、もし自分でもコントロールできないくらい暴走しそうなときは、ちょっと旅に出るなど、クールダウンの期間を設けましょう｡

あなたは非常にサッパリした性格のようですね｡ものごとに執着するところがなく、普通の人なら｢うらめしい!｣と相手を憎んでしまいそうなことでも、なんなくスルーすることができます｡ちょっと性格に難がある相手でも、気にせずに付き合えるため、交友関係が広くなる傾向があります｡しかし、ものごとに執着することが、人間的な成長につながることもあるので、あまりにサッパリし過ぎるのも考えものです｡たとえば、女性が彼氏に｢お前、デブだから別れよう｣なんて暴言を吐かれたときに、太ったのは自分だから仕方ない…と相手を許しては、成長につながりません｡｢あの野郎!絶対キレイになって見返してやる!｣と相手をうらむことで、本当に美しくなれることもあるのです｡なにごとも｢まぁ仕方ないか｣で済ませず、ときには｢なにくそ!｣と自分を奮い立たせることも大切です｡