あなたはお金について格差を感じているようです。世の中、貧乏な人もいれば、お金持ちな人もいます。一億総中流なんて過去の話。いまはお金持ちはとことんリッチに、金持ちになり損ねた中流は貧乏に…という流れができあがっているようにも見えます。ただ、一口に貧乏といっても、プチ貧乏からキングボンビーまで、さまざまな段階があります。つまり、貧乏のなかにも格差ができているわけですが、あなたはまだキングボンビーにはなっていないと思います。また、同じような財力でも、清貧など徳の高いクラスもあるので、貧乏カテゴリのなかでも、より自分を高める方向に努力してみてください。そうすれば、いつの間にか貧乏から金持ちにジョブチェンジできているかもしれませんよ。

あなたは世のリア充たちをねたましく思っているようです。周りは恋人ができたり結婚したり、友達と「ウェーイ」とか言いながら楽しそうにパーティーをしていたりと、なかなか充実した様子なのに、自分はひとり膝を抱えて、こんな心理テストで暇をつぶしている…、そんなふうにイジけているのではないでしょうか。世間的には、あなたは非リア充といえるのかもしれませんが、リア充な人たちは、それはそれで大変です。恋人ができればデートで休日は潰れ、あなたが男性なら結婚後は家族のATMになります。また、いつまでも友達と遊んでもいられなくなるでしょう。その点、あなたは自分の時間を結構自由に使える状態だと思います。考えてみれば、それもひとつのリア充といえるのではないでしょうか。そんな孤高のリア充はイヤだ…という人は、とりあえずこんな心理テストで暇をつぶすのはやめて、表で元気よく遊びましょう。

うーむ、あなたはモテ度について格差を感じているようですね。生まれつき顔面偏差値が低いのか、性格がねじ曲がっているのか、モテない理由はいろいろあると思いますが、あなたはモテる人を密かにねたんでいるようなところがあります。ただ、なにもせずにモテているような人はほんの一握りです。大部分の人は、異性にモテるために、友達を拝み倒して合コンを開いてもらったり、ファッション誌で異性にモテる流行を研究したりと、血のにじむような努力をしています。あなたは、そんな努力をしたことがあるでしょうか。顔面偏差値が低くても、人間的な魅力があれば、すてきな恋人はゲットできますし、別にすてきじゃない恋人でも妥協できるなら、もっとハードルは低くなります。とりあえず、モテるクセをつけるために、すてきじゃないほうから積極的にアプローチしてはどうでしょうか。そうやって恋愛の経験値を高めていけば、いずれは大物を狙えると思いますよ。

あなたは、自分のことを面白味がないと思っていないでしょうか。あなた自身は面白いことが好きなのですが、いざ自分がギャグやジョークを言おうとしても、ぜんぜん笑えることが思い浮かばない…。テレビに出ている芸人のように、次から次へとギャグが出てくる人に憧れているようなところがあるのでは？　あなたは、ちょっと自意識が強すぎる面があり、面白いことを言おうとして、もしスベったらどうしよう…という不安が、気持ちにブレーキをかけてしまっているようです。でも、周囲のオヤジを見てください。ダジャレとかオヤジギャグとかをバンバン繰り出して、豪快にスベったり失笑されたりしていますが、それなりに親近感を持たれています。あなたも年齢を重ねて羞恥心が薄れてきたら、堂々とクソ寒いギャグを繰り出すことができ、芸人のような笑いのエリートに嫉妬心を感じることはなくなるでしょう。ある意味、格差を超越した存在になれるので、安心してくださいね。

あなたは、自分の性格にちょっと難があると感じているのではないでしょうか。自分はちょっとひねくれているとか、やさしさが足りないとか、そんなふうに思ったことはありませんか。とくに、素直な人や思いやりにあふれた人を見ると、自分とは違うなぁ…と格差を実感することが多いと思います。ただ、そんなふうに感じること自体が、あなたが素直だったり、思いやりがあったりする証拠でもあります。本当に性格がねじ曲がっている人は、自分の性格が悪いなんてことで悩んだりはしません。ある意味、あなたはピュアでやさしい人だといえるので、自分自身が「こうありたい」という性格像を持っていれば、徐々に近づいていけると思います。いきなりではなく、少しずつ「好きな自分」を目指していきましょう。

あなたは、いま仕事で苦労していることが多いのではないでしょうか。「こんな仕事やめてやるー！」とか、「なんで自分だけ、こんなに大変なんだ！」とか、いろいろストレスが溜まっていると思います。とくに、楽そうな仕事をして待遇もいい友達の話なんかを聞いていると、仕事について格差を感じてしまいますよね。ただ、「隣の芝生は青い」という言葉もある通り、人のやっている仕事については、大変な部分に目がいかず、自分の仕事より良いところばかりを見てしまいがち。楽そうに見える仕事でも、暇すぎて時間の流れが遅かったり、やりがいがなかったりと、いろいろとマイナス面があるものです。隣の芝生の青い部分だけを見ずに、ところどころ枯れているところや、芝がはげているところも見てみましょう。その上で、自分の仕事が不当に辛いようならば、ブラック企業の可能性も考慮して、格差の改善にはげんでもいいかもしれませんね。

あなたは、頭の良い人について、ちょっとした格差を感じているのかもしれません。あなた自身も頭は悪くないと思いますが、勉強をしなくてもテストで良い点をとれるような人に、憧れと羨みが混じったような気持ちを抱いているのではないでしょうか。ただ、なまじ頭がいいと、人生の先の展開が読めたり、知らなくていい社会の暗部に気づいてしまったりと、なにかと苦労することも多いと思います。ちょっとくらいバカな感じで、のほほんと人生を過ごしていたほうが、かえって幸せだった…ということもよくあります。ひょっとすると、中途半端に頭がよい人が、もっとも損なのかもしれませんね。ということで、格差なんて感じている暇があれば、人生を楽しく生きることを心がけたほうがいいですよ。