あなたは妙なプライドに縛られているようですね｡過去の栄光が忘れられなかったり、人間関係で｢格｣を重視しすぎたりはしていないでしょうか｡人間、生きていくうえで誇りは大切にしなければなりませんが、ゆがんだ方向にプライドを持つと、人生が息苦しくなってしまいます｡ときには、思い切ってプライドを捨てることで、行動の選択肢が増えたり、交友関係が広がったりと、ポジティブな効果を得られる場合もあるでしょう｡もちろん、自分の生き方を左右するような信念は心の奥で大事にする必要がありますが、単なる｢こだわり｣レベルのプライドは、どんどん捨ててみてはどうでしょうか｡捨ててみると、どうでもいいことにこだわっていたと気づくものです｡きっと、いろいろな面で人生が楽になると思いますよ｡自分で自分を縛るのをやめて、もっと自由に生きましょう｡

あなたは少し金銭欲が強いようですね｡お金が大好きで、貯金通帳の残高を見ると、にんまりしてしまうような人ではないでしょうか｡そんなあなたが捨てるべきものは、その｢お金｣かもしれません｡世の中、お金が嫌いな人なんていませんが、お金が好きな人でも、2種類のタイプに分けられます｡ひとつは、お金を貯めることに快感や安心感を覚えるタイプ｡もうひとつは、お金を使うことが好きなタイプです｡しっかり者のあなたは、どちらかというと前者の傾向が強いと思います｡確かに、貯金通帳の残高が増えていくのは気持ちのよいものですが、お金は使わなければ意味がありません｡いくら貯金しても、財産は天国に持っていけないのです｡お金はパーッと使ってこそ、価値を発揮するもの｡｢あいつはケチだ｣なんて烙印を押されないように、お金を捨てろとはいいませんが、もう少しお金が活きる使いかたを模索してもいいかもしれませんね｡

あなたは人生において、実現したい夢があるようですね｡とてつもなく大きい野望や、ささやかな願望など、その規模はさまざまでしょうが、なにかしらのドリームを胸に抱いている人だと思います｡しかし、夢は必ず叶うとは限りません｡中年になっても夢を諦めきれずフリーター生活を続けている人や、いつまでたっても迎えにこない白馬の王子を待ち続けて婚期を逃しているような人は、ある意味、夢のある生き方ですが、年齢を重ねるほど｢痛い人｣的な印象が強くなります｡いつかは｢このへんで手を打っておく｣と妥協しないと、人生が前に進まなくなることもあります｡案外、妥協した現実がしっくりくる…なんてオチもあるかもしれませんよ｡周囲から置き去りにされているような感じがする人は、夢が足枷になっていないか、ちょっと我が身を振り返ってみることをおすすめします｡

あなたはいまひとつ積極的になれないところがあるようですね｡もともと過去の失敗体験を引きずりやすいというか、｢またミスったらどうしよう｣という思いから、前を向けないような繊細さが見受けられます｡人は失敗から学んで大きくなるものですが、学んだあとは、失敗の記憶を心のゴミ箱に放り込んで消去しないと、チャレンジすることに対し臆病になってしまいます｡世の中には、学ぶ前に失敗を忘れてしまう厚顔無恥な人も多いので、ひとつやふたつのミスなんか気にしなくても大丈夫です｡あのエジソンも、｢失敗しても諦めず、成功するまで続ければ、最終的に失敗ではなくなる｣的な言葉を残しています｡なにか大きなことを成し遂げるには、ずうずうしいくらいのポジティブさが必要なのです｡失敗を失敗と思わずに、成功への糧と信じ、前向きにとらえてくださいね｡そうすれば、恥ずかしい思い出にとらわれることもなくなるでしょう｡

あなたはサービス精神が旺盛な人のようですね｡つまらなさそうにしている人がいれば自分がピエロになってでも笑わせ、落ち込んでいる人がいれば優しく励ます…そんな気配りができる好人物なのだと思います｡しかし、他人に気をつかいすぎて、自分自身が楽しめていないようなところはないでしょうか｡これでは、だれのための人生かわかりません｡もちろん、サービス精神を持つことは大切なのですが、それが過剰になっていないか、ときどきセルフチェックしてみましょう｡とくに、自分自身がヘコんでいるときや、ムシャクシャしているようなときは、周囲の人なんて放っておいて、パーッと楽しむことも必要です｡あなたくらいの人格者になると、意識して｢自分のために楽しむ｣くらいの感覚でいたほうが、かえって周囲とのバランスがとれるかもしれません｡自分が疲れてしまわないように、注意してくださいね｡

あなたはかなりストレスが溜まっているようですね｡なにかにつけてイライラすることが多く、精神的に不安定な状態が続いているのではないでしょうか｡しかし、イライラしていると、対人関係がギクシャクしたり、仕事や勉強の能率が悪くなったりと、さまざまな支障をきたします｡いますぐイライラを捨ててしまいたいところだと思いますが、簡単に捨てられないのが悩ましいですよね｡イライラを捨てるには、まずリラックスすることが大切です｡休日に思いっきり寝まくってみるとか、温泉にでもいってマッサージをしてもらうとか、ちょっと体を休めてみることで、ずいぶんイライラが解消されます｡忙しいときや、余裕のないときほど、あえて休む｡これがイライラを捨てるコツです｡｢休むヒマなんて1ミリもないわっ!｣なんて声も聞こえてきそうですが、それがイライラしている証拠｡無理やりにでも休みましょう｡

あなたは他人の目を気にするところがあるようですね｡人から非難されたり、白い目で見られたりすることを過度に恐れており、なにごとも無難をヨシとする思考を持っています｡無難に生きることを否定するわけではありませんが、他人の目を気にして、やりたいことができないような人生は少し寂しいですよね｡ときには、ちょっと冒険してみてはいかがでしょうか｡たとえば髪型を変えるにしても、似合わなかったらどうしようかとか、友人に笑われるかもしれないとか、そういった思いが邪魔をして、けっきょく｢いつものやつで｣と、居酒屋の常連のようなオーダーをしてしまうことはありませんか?もっと発想を変えて、もし失敗カットになったとしても、それはそれでウケるからOKくらいの豪快さがあれば、人生がもっと楽しくなるはず｡勇気を出して、常識の壁をぶち破ってみましょう｡

あなたは本音で生きる人ですね｡違和感のある出来事に遭遇すると、一言モノ申さずにはいられないタイプです｡自分に正直なところは美点なのですが、どんなことにも正面からブチ当たっていては、いずれは大怪我をしてしまいます｡また、そんな正面衝突に、あなたの周囲をも巻き込んでいるかもしれません｡あなたの本音が心に刺さって、大ダメージを負った人もいるでしょう｡世の中の85％くらいは、嘘と建て前でできています｡本当は、真実と本音でできていればいいのですが、人間関係を円滑にするには、社会の規範に合わせるのが一番効率的なことを、みんな知っているのです｡本音を漏らすのは、親友とか恋人とか家族の前だけにして、ふだんはオブラートに包んだ物言いをしたほうが、トラブルが少なくなるのは確か｡｢ものは言いよう｣なんて言葉がありますが、ちょっと話しかたに気をつけるだけで、ずいぶん人間関係がスムーズになりますよ｡

あなたは思い出に、かなり執着するタイプです｡押し入れの中に、｢思い出の品｣が山積みになっていませんか｡また、ちょっとしたイベントでも、記念写真をばしゃばしゃと撮りまくり、パソコンのなかには整理していない画像ファイルがいっぱいになっている…なんてパターンはありがちです｡旅行したときに買った妙な記念品を、邪魔だと思いつつ捨てられないのも、このタイプの特徴です｡このままでは年々思い出という名のゴミが増えていき、やがては消化できないほどの量を抱えてしまうことになりそうです｡どこで買ったのかわからないような記念品は、この際捨ててしまいましょう｡携帯に保存している昔の恋人の写真なんかも、ばっさりと消去することで、新しい恋に向かう準備ができるのです｡いらないものを思い切って捨てちゃえば、また新しい思い出を詰め込めるスペースができるでしょう｡

あなたは物持ちがいい人ですね｡｢これはいつか使えそうだな｣と思ったものは、結構な割合でキープしてしまうようなところがあるのでは?たとえばデパートの紙袋や包装紙をキレイに折り畳んでいませんか｡こういったものは、とっておけば確かに役に立つこともありますが、活用できる頻度はそう多くないものです｡数少ない登場機会のために、押し入れのスペースを割いたり、管理に負担を覚えたりするのは、合理的ではありません｡思い切って捨ててしまっても、後悔する可能性はかなり低いでしょう｡ほかにも、部屋を見回せば｢使いそうだけど、使わないもの｣がゴロゴロしていることに気づくはず｡そういったものを一気に捨てると、気分がスッキリして頭の中も冴えてくるものです｡｢ものに囲まれていないと落ち着かない｣という人は別ですが、なんだかゴチャゴチャしているなぁ…と感じるのなら、持ち物の仕分けを断行することをおすすめします｡