「うおおおっ！」と興奮のあまり絶叫してしまいましたが、あなたは「ラ・フェラーリ」タイプです。あなたのような方にこの診断を受けていただき光栄です（揉み手）。ラ・フェラーリは2013年に発表され、約1億6000万円という価格にも関わらず、世界中から注文が殺到し、限定生産された499台があっという間に完売したという伝説をつくりました。フェラーリの市販車ではじめてハイブリットを搭載したり、システム出力が900psを超えたりと、ほかにも伝説には事欠きません。ラ・フェラーリタイプのあなたも歩く伝説といって過言ではない存在です。今日も日本のどこかで、呼吸をするようなペースで伝説を生み出していることでしょう。万一あなたが現実社会でパっとしない存在でも、たとえばゲームの中で億万長者になったりと、なんらかの形で伝説を残しているはずです。これからも伝説を積み重ねていってくださいね。

あなたはV12エンジンを搭載した「フェラーリ・F12ベルリネッタ」タイプです。車両価格3620万円という建て売り住宅が一棟買えちゃうくらいの値段ですが、その性能を考えればむしろ安い買い物かもしれません。空力設計を突き詰めたボンネットのスリットやボディサイドのエアダクトは、カッコよさのなかにもセクシーさを感じさせます。F12ベルリネッタタイプのあなたも、エロカッコいいというか、きっと大人の魅力をたたえた人でしょう。ただ、カッコよすぎるせいで、下々の民たちからやっかみを受けないか心配です。世の中には、駐車中のフェラーリ様にいたずらをするような不届き者もいるので、いちおう下々の民たちも眼中の片隅には入れておいてくださいね。

あなたはV8では最速クラスの「フェラーリ・458イタリア」タイプです。V8だからといって侮ってはいけません。発表は2009年とやや古めですが、V8エンジンの最高回転数が9000rpmに至るなど、今もなおトップクラスの存在です。458イタリアタイプのあなたも、ちょっと小粒な感じはするものの、内面に秘めた情熱はフェラーリのボディカラーと同じ色をしています。決して折れない反骨心を持っており、人からなめられるのが大嫌い。458イタリアも2800万円くらいしますから、「なめんなよ」と思うのも当然でしょう。ただ、ラ・フェラーリやF12ベルリネッタなど、上には上がいるので、ときどきは謙虚になることも大切です。

あなたはオープンモデルの「フェラーリ・458スパイダー」タイプです。オープンカーといっても、安っぽい幌なんかじゃありません。見た目はクーペですが、ボタンひとつでオープンカーに早変わり。トランスフォーマーは言い過ぎかもしれませんが、街なかで可動式ハードトップを動かせば、道行く人の視線を釘付けできるに違いありません。そんな458スパイダータイプのあなたは、けっこう目立ちたがり屋ではないでしょうか。まぁフェラーリが好きな人の85％は目立ちたがり屋、残り15％は超目立ちたがり屋と言われていますので、あまり気にする必要はありませんが、ときどき嫌味になっていないか注意してくださいね。でもフェラーリは目立つなといわれても、絶対に目立ってしまうので、仕方がない部分もありますよね。

あなたは4WDで4シーターという異色のフェラーリ「フェラーリ・FF」タイプです。ステーションワゴンみたいだなぁ…と思った人はフェラーリ様に失礼です。フェラーリ・FFは、シューティングブレークという狩猟用ワゴンがコンセプト。リアスペースに猟犬が待機していても不思議ではない高貴なワゴンなのです。キャビンを見ても、ラグジュアリーなレザーが惜しげもなく使われていて、犬なんか乗せてる場合じゃないと感じる貧乏人も多いと思います。そんなフェラーリ・FFと同じく、あなたは通常の枠から飛び出して、新たな価値を見出せるタイプです。「ちょっとズレている」なんていわれることもあるかもしれませんが、それは褒め言葉と受け取っておきましょう。

あなたはフェラーリ社50周年を記念したモデル「フェラーリ・F50」タイプです。「F1のエンジンを積んで公道を走る車」というコンセプトのもと開発されたクルマで、そのスパルタンすぎる仕様は、普通に運転するのにも苦労するほど。日本で発売されたときは、「すでにフェラーリを6台持っていること」という販売条件が設けられる高飛車ぶり。フェラーリ・F50タイプのあなたも、プライドが高く、人にも自分にも厳しい、めちゃくちゃストイックな人だと思います。正直なところ、一般大衆からは面倒くさい人…と思われている可能性が高いでしょうが、あなたぐらい振り切っている人には、逆に熱烈なファンも多くつきます。面倒くさいファンがいっぱい押し寄せてくるかもしれませんが、面倒くさがらずに対応してくださいね。